郵便局のみまもりサービスの評判は?内容から分かる5つの向き不向き

見守りサービス比較

郵便局のみまもりサービスが気になるけれど、実際のところどうなんだろう…

この記事では、郵便局のみまもりサービスの内容と、向き不向きについて解説します。

サービスは訪問と電話の2種類あり、駆けつけは別のオプションという構成になっています。

この構成を知らずに申し込むと、期待していたことと違う場合があります。

本記事の内容は、日本郵便の公式サイトに公開されている情報をもとに整理しています。

料金や内容は変わることがあるため、申し込み前に公式サイトでご確認ください。

郵便局のみまもりサービスは2種類ある

まず押さえておきたいのが、基本のサービスが2つに分かれていることです。

郵便局社員などが家を訪ねる「みまもり訪問サービス」があります。

もうひとつが、自動音声で毎日電話をかける「みまもりでんわサービス」です。

  • みまもり訪問サービス:月1回、郵便局社員などが訪ねる
  • みまもりでんわサービス:毎日、自動音声で電話がかかる
  • 駆けつけサービス:上記いずれかの契約者向けのオプション
  • みまもり保険:訪問サービスに追加料金なしで付帯
  • 相談窓口:医療・生活の困りごと・介護の3つ

ここで大事なのが、駆けつけは単体では申し込めないという点です。

訪問か電話のどちらかを契約したうえで、追加する形になります。

まずは、訪問サービスの中身から見ていきます。

みまもり訪問サービスの内容

郵便局社員などが月に1回、親の家を訪ねてくれるサービスです。

訪問した結果は、写真付きの報告書として家族に届きます。

報告はPDFをメールに添付する形が基本で、郵送に変えることもできます。

項目内容
月額(税込)2,500円
頻度月1回(訪問時間30分程度)
訪問する人訪問担当局に属する郵便局社員等
報告の届き方写真付き報告書をPDFでメール添付(郵送は別途200円/月)
付いてくるもの入院時の「みまもり保険」、医療・生活・介護の電話相談窓口
参照:日本郵便「郵便局のみまもりサービス」(2026年9月確認)

特徴的なのが、入院時の保険と相談窓口が付いてくる点です。

見守りだけでなく、周辺の備えもまとめて用意される形になっています。

一方で、訪問と訪問のあいだは1か月空くことになります。

その間の様子を知りたい場合は、でんわサービスや機器と組み合わせます。

訪問だけで足りるかどうかは、家族が知りたい頻度によって変わります。

みまもりでんわサービスの内容

毎日決まった時間帯に、自動音声で親へ電話がかかるサービスです。

体調をたずねる内容で、回答した結果が家族にメールで届きます

応答がなかった場合は、1時間以内に再度かけ直す仕組みになっています。

項目内容
月額(税込)固定電話 1,070円/携帯電話 1,280円
頻度毎日
時間帯7〜14時、16〜21時の間で希望の時間を指定
応答がないとき1時間以内に再度電話
家族への報告回答内容をメールで通知
参照:日本郵便「郵便局のみまもりサービス」(2026年9月確認)

親がやることは、かかってきた電話に出て答えるだけです。

新しい機器を置く必要も、操作を覚える必要もありません。

親が操作しない方法の選び方はスマホが苦手な親を見守る方法7選でまとめています。

駆けつけサービスは、実際に来るのは警備会社

ここが、意外と知られていない部分です。

公式サイトによると、駆けつけを担当するのはセコム株式会社または綜合警備保障株式会社と記載されています。

つまり、実際に家へ向かうのは郵便局の社員ではありません。

項目内容
月額(税込)880円〜
駆けつけ1回(税込)5,500円(対応時間1時間以内)
実際に向かう会社セコム株式会社または綜合警備保障株式会社
申し込みの条件訪問またはでんわサービスの契約者向けオプション
提供エリア提供できないエリアの情報は防犯上の理由で非公開
参照:日本郵便「みまもりサービス よくあるご質問」(2026年9月確認)

注目したいのが、駆けつけるたびに料金がかかる点です。

月額とは別に、1回ごとの費用が発生する仕組みになっています。

この点は、警備会社と直接契約する形とは考え方が違います。

駆けつけを何度も使う想定なら、都度の料金が積み上がります。

年に何回くらい呼ぶ想定かを考えてから、どちらの形が合うかを見比べます。

ほとんど呼ばない想定なら、月々の負担は抑えられます。

提供できないエリアがある点も、申し込む前に確認したい部分です。

防犯上の理由で公開されていないため、問い合わせて確かめる形になります。

評価が分かれやすい5つのポイント

ここでは、公開されている内容から評価が分かれやすい点を整理します。

当サイトでは独自の口コミ調査を行っていないため、評判の傾向を数で示すことはできません。

ここでは公式に公開されている仕様から、家庭によって受け止め方が変わる点を整理しています。

同じ仕様でも、求めているものが違えば評価は変わります。

まずは、多くの人が最初に気にする点からです。

郵便局が窓口であること

申し込み先が郵便局という点は、親に説明しやすい材料になります。

知らない会社の名前を出すより、話が通りやすいことがあります。

親世代にとってなじみのある窓口である点は、進めやすさにつながります。

  • 評価されやすい点:親に切り出しやすい
  • 評価されやすい点:訪問する人の身元が分かりやすい
  • 評価されやすい点:申し込み窓口が身近にある
  • 知っておきたい点:訪問する局は住所によって決まる
  • 知っておきたい点:駆けつけを担当するのは警備会社
  • 知っておきたい点:訪問と駆けつけで担当が分かれる
  • 知っておきたい点:報告の届き方は選べる

一方で、駆けつけまで郵便局が対応すると考えていると、認識がずれます。

実際に向かうのはセコムか綜合警備保障で、そこは分けて考えます。

訪問と駆けつけは、担当する相手が違うと理解しておきます。

訪問が月1回であること

訪問の頻度は月に1回、30分程度とされています。

顔を合わせて様子を見てもらえる点は、機器にはない価値です。

写真付きの報告書が届くため、離れていても様子が伝わります。

  • 評価されやすい点:人の目で様子を見てもらえる
  • 評価されやすい点:写真付きで報告が届く
  • 合いにくい点:訪問と訪問のあいだが1か月空く
  • 確認したい点:実家の地域が対応しているか
  • 確認したい点:報告を受け取る家族を何人登録できるか
  • 確認したい点:訪問の日時を指定できるか
  • 確認したい点:不在だった場合にどうなるか

受け止め方が分かれるのが、1か月という間隔です。

月1回で十分と考える家庭もあれば、間が空きすぎると感じる家庭もあります。

毎日の様子を知りたい場合は、電話サービスや機器と組み合わせる形になります。

電話が自動音声であること

でんわサービスは、人ではなく自動音声がかけてくる形です。

毎日決まった時間に届くため、生活のリズムがつかみやすくなります。

親は電話に出て答えるだけなので、負担はほとんどありません。

会話を期待していると、自動音声だと物足りなく感じることがあります。

ここが分かれ目で、人と話す機会を求めている親には物足りません。

安否の確認が目的なら、自動音声でも十分に役割を果たします。

何を期待するかによって、評価が変わる部分です。

  • 評価されやすい点:毎日届くので変化に気づきやすい
  • 評価されやすい点:時間帯を指定できる
  • 合いにくい点:会話の相手を求めている場合は物足りない
  • 確認したい点:日替わりのメッセージがどんな内容か
  • 確認したい点:応答の記録をさかのぼって見られるか
  • 確認したい点:家族が受け取るメールの内容

機器を置かなくていいこと

訪問も電話も、家に新しい機器を置きません

センサーやカメラに抵抗がある親には、入りやすい形です。

工事も設定も不要なため、始めるまでのハードルが低くなります。

  • 評価されやすい点:機器を置く抵抗がない
  • 評価されやすい点:工事や設定が要らない
  • 合いにくい点:連絡と連絡のあいだは様子が分からない
  • 確認したい点:応答がなかったときに家族へどう伝わるか
  • 組み合わせ例:家電の使用状況を知らせる方法と併用する
  • 組み合わせ例:押すだけの通報ボタンを足す
  • 組み合わせ例:人の動きを見るセンサーを1か所置く
  • 組み合わせ例:家族からの定期的な電話と合わせる

裏を返すと、連絡がない時間帯の様子は分かりません

電話に出たあと、翌日までのあいだに起きたことは伝わらない形です。

そこを埋めたい場合は、機器を使う方法と組み合わせることになります。

駆けつけが都度料金であること

駆けつけは月額に加えて、呼ぶたびに費用がかかる形です。

ほとんど使わない想定なら、月々の負担を抑えられます。

逆に何度も呼ぶ可能性があるなら、積み上がっていきます。

  • 評価されやすい点:使わない月の負担が軽い
  • 合いにくい点:呼ぶ回数が読めないと予算が立てにくい
  • 確認したい点:実家が提供エリアに入っているか
  • 確認したい点:呼んだあと家族にどう連絡が来るか
  • 考え方:年に何回呼ぶ想定かで向き不向きが変わる
  • 確認したい点:対応時間が1時間を超えた場合はどうなるか
  • 確認したい点:夜間に呼んだ場合の扱い
  • 確認したい点:料金がいつ請求されるか

警備会社と直接契約する形では、月額に含まれる考え方のプランもあります。

どちらが合うかは、呼ぶ回数の見込みによって変わります。

比べ方は見守りサービスの選び方でまとめています。

向いている家庭と、合いにくい家庭

ここまでの内容を、家庭のタイプごとに整理します。

判断の軸になるのは、どのくらいの頻度で知りたいかです。

家庭のタイプ相性理由
機器を置くことに抵抗がある向いている工事も設定も要らない
親がスマホを使わない向いている電話に出るだけで済む
月1回の様子で足りる向いている訪問サービスの頻度と合う
毎日の生活リズムを知りたい条件つきでんわサービスか機器との併用が必要
夜間もすぐ人に来てほしい合いにくい駆けつけは都度料金でエリアの確認も必要

表のとおり、機器を置きたくない家庭とは相性がよいサービスです。

一方で、常時の見守りを求める場合は別の方法と組み合わせることになります。

型ごとの違いは離れて暮らす親の見守りサービス7種類で整理しています。

他の見守りサービスと比べるときの見方

郵便局のサービスは、比べる相手によって見え方が変わります。

まずは、訪問型として見る場合からです。

訪問型として比べる場合

訪問型のなかでは、報告の形が整っているのが特徴です。

写真付きの報告書がPDFで届くため、記録として残ります。

きょうだいで共有したいときにも、そのまま転送できます。

  • 比べる点:訪問の頻度と、1回の滞在時間
  • 比べる点:報告の形(写真の有無・届き方)
  • 比べる点:実家の地域が対応しているか
  • 比べる点:訪問する人の身元が分かるか
  • 比べる点:報告をきょうだいと共有できるか
  • 比べる点:訪問がない月があるかどうか
  • 比べる点:担当者が固定されるかどうか
  • 比べる点:報告に写真が含まれるか

訪問型は、地域によって対応が変わることがあります。

実家の住所で使えるかは、先に確かめておきます。

きょうだいで分担する場合の進め方はきょうだいが親の見守りに協力してくれないときでまとめています。

電話型として比べる場合

電話型のなかでは、毎日届く点が分かりやすい特徴です。

週1回のサービスもあるため、頻度は比べる材料になります。

応答がないときに再度かけ直す仕組みがあるかも、確かめたい点です。

  • 比べる点:電話の頻度(毎日か、週何回か)
  • 比べる点:自動音声か、人がかけてくるか
  • 比べる点:応答がないときにどうなるか
  • 比べる点:時間帯を指定できるか
  • 比べる点:固定電話でも使えるか
  • 比べる点:時間帯を後から変更できるか
  • 比べる点:家族が何人まで報告を受け取れるか

人がかけてくる形なら、会話の機会も生まれます

安否の確認だけでよいのか、話し相手も求めるのかで選ぶ先が変わります。

親が何を求めているかを、先に聞いておくと迷いません。

駆けつけまで含めて比べる場合

駆けつけまで求める場合は、料金の考え方が変わります

郵便局のオプションは、呼ぶたびに費用がかかる形です。

警備会社と直接契約する形では、月額の中に含まれるプランもあります。

  • 比べる点:都度の料金か、月額に含まれるか
  • 比べる点:実家が対応エリアに入っているか
  • 比べる点:親が自分で呼べる手段があるか
  • 比べる点:夜間や休日の受付がどうなっているか
  • 比べる点:家族が依頼したときも動いてもらえるか
  • 比べる点:鍵を預けておく仕組みがあるか
  • 比べる点:契約から利用開始までの日数

見落としやすいのが、親が自分で呼べるかどうかです。

押すだけの機器があるかどうかで、使える場面が変わります。

セコムには押すだけで通報できるボタンがあり、駆けつけまでの流れを資料で確かめられます。

※公式サイトに移動します

ALSOKも同じように駆けつけまで対応していて、フォームの入力だけで取り寄せられます。

※公式サイトに移動します

距離との関係は一人暮らしの高齢者を見守るにはで整理しています。

自治体が関わっている場合もある

公式サイトの説明で、見落とされやすい記載があります。

訪問した生活状況を、家族だけでなく自治体等へも知らせると案内されています。

自治体が住民向けの取り組みとして関わっている形もあるということです。

関わり方や条件は自治体ごとに大きく違います。

使えるかどうかの判断はこの記事ではできないため、親が住む市区町村の窓口でご確認ください。

まだ介護が必要な段階でなくても、相談そのものは受け付けています。

問い合わせ先は、高齢者福祉の担当課や地域包括支援センターが入口になります。

民間のサービスを申し込む前に、一度確かめておく価値があります。

参照:厚生労働省「地域包括ケアシステム」

申し込む前に確認しておきたいこと

公式サイトに書かれていない部分は、問い合わせて確かめます。

特にエリアと契約の条件は、先に押さえておきたい部分です。

実家の住所で使えるかどうかが、いちばんの前提になります。

  • 実家の住所で訪問または駆けつけが使えるか
  • 契約期間や、やめるときの条件
  • 報告を受け取る家族を何人まで登録できるか
  • 駆けつけを呼んだあと、家族にどう連絡が来るか
  • 支払い方法と、料金がいつ請求されるか
  • 途中でサービスの種類を変えられるか
  • 親が入院や施設に入ったときの扱いはどうなるか

駆けつけの提供エリアは、防犯上の理由で公開されていません

そのため、実家の住所で使えるかは個別に確認する必要があります。

料金や条件は変わることがあるので、公式サイトで最新の内容をご確認ください。

よくある質問

郵便局のみまもりサービスについて、よく寄せられる質問をまとめました。

Q
駆けつけサービスだけ申し込めますか?
A

公式サイトでは、訪問またはでんわサービスの契約者向けオプションと案内されています。

どちらかの基本サービスを契約したうえで追加する形になります。

内容は駆けつけサービスは、実際に来るのは警備会社でまとめています。

Q
訪問するのは郵便局の人ですか?
A

公式サイトでは、訪問担当局に属する郵便局社員等が訪問すると案内されています。

一方、駆けつけを担当するのは警備会社と記載されており、担当が分かれています。

詳しくはみまもり訪問サービスの内容でまとめています。

Q
親がスマホを持っていなくても使えますか?
A

でんわサービスは固定電話でも利用でき、料金が分かれて案内されています。

訪問サービスも、親側に機器や操作は必要ありません。

操作が要らない選び方は機器を置かなくていいことで触れています。

Q
評判は良いのでしょうか?
A

当サイトでは独自の調査を行っていないため、傾向を数で示すことはできません。

家庭が何を求めているかによって、受け止め方が変わるサービスです。

分かれ目は評価が分かれやすい5つのポイントで整理しています。

Q
実家の地域で使えるか、どうやって調べますか?
A

駆けつけの提供できないエリアは、防犯上の理由で公開されていないと案内されています。

そのため、実家の住所で使えるかは個別に問い合わせて確認する形になります。

確認点は申し込む前に確認しておきたいことでまとめています。

まとめ:何を期待するかで、合うかどうかが決まる

郵便局のみまもりサービスは、訪問と電話の2種類に分かれています。

どちらも機器を置かずに始められるのが大きな特徴です。

一方で、連絡と連絡のあいだの様子までは分かりません。

合うかどうかは、家族が何を期待しているかで決まります。

月1回の様子で足りるなら、訪問サービスは分かりやすい選択肢です。

毎日の生活リズムまで知りたいなら、電話サービスや機器を組み合わせます。

駆けつけの中身まで知らずに申し込むところでした。先にエリアを確認してみます。

まずは、実家の住所で使えるかを公式サイトで確かめるところからです。

あわせて、親が住む自治体の窓口にも一度たずねておくと選択肢が増えます。

民間と公的な取り組みの両方を見てから決めると、後戻りが少なくなります。

そのうえで、他の型と見比べると判断しやすくなります。

型が決まってから中身を比べると、迷う時間が短くなります。

タイトルとURLをコピーしました