
離れて暮らす母に、セコムの親の見守りプランってどうなんだろう。何ができるのか知りたくて…。
この記事では、セコムの親の見守りプランで何ができるのかについて解説します。
結論から書くと、このプランの持ち味は親が操作できなくても成り立つ見守りにあります。
親がボタンを押せない場面まで考えられているのが、家電の見守りとの違いです。
公式サイトの内容をもとに、離れて暮らす家族の目線で整理しました。
中身は資料でも確かめられるので、気になるところから読んでみてください。
セコムの親の見守りプランは、離れて暮らす親のために用意された専用プランです。
取り寄せるだけなら契約の話には進まないので、まず中身だけ見ておけます。
親の見守りプランは、親が操作できなくても成り立つ見守り
見守りの機器には、親が使ってはじめて役に立つものが多くあります。
ボタンを押す、アプリを開く、電源を入れるといった操作が必要なものです。
困っているときほど、その操作ができないことがあります。
セコムの親の見守りプランには、親が操作しなくても働く仕組みがあります。
一定時間、人の動きを感知しないと異常信号がセコムに送られる安否みまもりサービスです。
火災を感知したときも、ブザーと音声で知らせて異常信号が送られます。
つまり、親が助けを呼べない場面を前提にした作りになっています。
この点が、親の操作が前提の見守り家電との大きな違いです。
もちろん、親が自分で助けを呼べる手段も用意されています。
ペンダント型の救急ボタンや、コントローラーの非常通報ボタンです。
押せるときは自分で、押せないときは仕組みで、という二段構えになっています。
セコムの親の見守りプランなら、親が操作できない場面まで含めて備えられます。
実家に合う形になるかは、資料の中身を見ながら考えられます。
親の見守りプランでできる6つのこと
ここでは、公式サイトに載っている機能を6つに分けて見ていきます。
基本のサービスと、選んで付けるオプションが分かれている点にも注目してください。
火災を感知して知らせる
1つ目は、火災監視サービスです。
公式サイトでは、火災をブザーと音声で知らせ、異常信号をセコムに送ると案内されています。
これは基本のサービスに含まれています。
住宅用火災警報器は、音で家の中に知らせる仕組みです。
音だけでは、離れて暮らす家族には届きません。
セコムの火災監視は、異常信号がセコムにも送られるのが違いです。
冬に火を使う時間が増える家では、備えの一つとして考えやすい機能です。
何をどこまで感知するかは、設置する機器によって変わります。
火の元が心配な家にとって、家族以外にも知らせが届くのは心強い形です。
ただし、感知できる範囲は機器の設置状況で変わります。
感知できる範囲や機器の置き方は、資料で確かめておきます。
非常ボタンでセコムに通報する
2つ目は、非常通報サービスです。
危険を感じたときに、非常ボタンでセコムへ通報できると案内されています。
ホームコントローラーには、非常通報ボタンが内蔵されています。
コントローラーは、ボタンを押すだけで操作できる作りです。
警戒の設定や解除も、ボタン操作で済みます。
機械が苦手な親でも扱いやすいことを前提にした機器です。
通報を受けたあとは、セコムが状況を確認して対応します。
駆けつけまでの時間は、状況や地域によって異なります。
親が自分で知らせられる手段として用意されているのが、この非常ボタンです。
置き場所や使い方は、設置のときに一緒に確かめておきます。
使い方を紙に書いて、コントローラーの近くに貼っておく方法もあります。
空き巣などの侵入を感知する
3つ目は、防犯サービスです。
窓や扉に付けたセンサーが侵入を感知すると、異常信号がセコムに送られます。
外出時だけでなく、就寝中など在宅時の警戒もできると案内されています。
見守りの相談でも、戸締まりの不安を挙げる家族は少なくありません。
親が一人で家にいる時間が長いほど、不審な訪問への備えも気になります。
防犯と見守りを一つの仕組みでまとめられるのが、警備会社の特徴です。
窓・扉のセンサーはサッシの色に合わせて選べると案内されています。
設置する個数によって、料金も変わります。
防犯まで含めて考えたい家には、一つにまとめられるのが利点になります。
見守りだけを求める家なら、センサーの数を絞る相談もできます。
どこまで付けるかは、実家の間取りを見ながら決めることになります。
ペンダント型の救急ボタンで助けを呼ぶ
4つ目は、救急通報サービスです。
急病時などに、救急信号をセコムに送れると案内されています。
公式サイトによると、これは選んで付けるオプションサービスです。
救急ボタンはペンダント型で、軽く握るだけで信号が送られます。
首から下げておけば、電話まで行けない場面でも押せます。
寝室や浴室の近くなど、どこで使いたいかを先に考えておきます。
水まわりで使えるかなど、細かい条件は資料や担当者に確かめます。
押したあとに誰がどう動くのかも、あわせて確認しておきたい点です。
親が助けを呼べる手段は、身につけていてこそ役に立ちます。
親が毎日つけてくれるかどうかも、選ぶときの判断材料になります。
オプションなので、必要かどうかを家族で話してから決められます。
動きがないときに自動で通報する
5つ目は、安否みまもりサービスです。
一定時間、人の動きを感知しないと異常信号がセコムに送られると案内されています。
これも、選んで付けるオプションサービスです。
センサーは、トイレなど毎日通る場所に置く形が案内されています。
親が何も操作しなくても、動きの有無で様子が分かる仕組みです。
映像で見るわけではないので、暮らしをのぞかれる感じが出にくい形です。
どのくらいの時間で異常と判断するかは、契約時に確かめておきます。
旅行や入院で家を空けるときの扱いも、聞いておくと安心です。
この機能があることで、親が助けを呼べない場面にも備えられます。
離れて暮らす家族にとって、特に気がかりな場面への備えになります。
見守りと監視の分かれ目は親が嫌がらない4つの境目と伝え方で整理しています。
看護師への健康相談と家族向けアプリを使う
6つ目は、看護師への健康相談と家族向けアプリです。
公式サイトでは、24時間セコムの看護師に電話で健康相談ができると案内されています。
家族向けのアプリでは、親の様子を家族が見守れると案内されています。
健康相談を使うのは、契約する親本人です。
病院に行くほどか迷う場面で、相談できる先があるのは心強い形です。
家族向けアプリでは、在宅中か外出中かなどが分かります。
生活リズムや家での活動量も分かると案内されています。
何が家族に伝わるのかは、親にも先に伝えておきます。
この2つは、何かが起きる前の安心につながる部分です。
通報の仕組みだけでなく、ふだんの不安も受け止められる形になっています。
親に説明するときは、アプリで分かる範囲もあわせて話しておきます。
料金プランと契約期間を確かめる
親の見守りプランには、機器を借りる形と買い取る形の2つがあります。
初期の負担を抑えたいか、月々の負担を抑えたいかで選ぶ形です。
公式の料金ページに載っている内容をまとめます。
| 項目 | 機器レンタル | 機器お買い取り |
| 月額(税込) | 5,610円 | 3,630円 |
|---|---|---|
| 初期費用(税込) | 工事料54,890円+保証金20,000円(非課税・契約満了時返却) | 買取システム料金284,680円(取付工事料込み) |
| 契約期間 | 当初5年間、その後1年ごとに更新 | 当初5年間、その後1年ごとに更新 |
表の金額は、公式サイトに載っている一例です。
公式サイトでは、設置する機器の種類や個数、建物の構造や設置状況によって変わると案内されています。
実家がいくらになるかは、見積もりを取らないと分かりません。
レンタルは初期の負担が軽く、買い取りは月々の負担が軽い形です。
どちらが合うかは、何年くらい続ける見込みかで変わります。
保証金が必要なのはレンタルのほうで、契約満了時に返却されると案内されています。
買取システム料金には、取付工事料が含まれると案内されています。
オプションを付けると、その分の料金も加わります。
費用を比べるときは、何年使うかを決めてから計算します。
5年で考えるのか、10年で考えるのかで、答えが変わってきます。
見守りサービスの比べ方は比べる7つの項目とあとで困りやすい4つのことでまとめています。
実家に合う家庭と、ほかを検討したい家庭
このプランは、どんな家にも合うわけではありません。
実家の状況によっては、別の方法のほうが続けやすいこともあります。
向き不向きを並べてみます。
| 実家の状況 | 親の見守りプラン | 考え方 |
| 親が機械の操作を覚えられるか不安 | 向いている | 動きがないと自動で通報する形を選べる |
|---|---|---|
| 実家が遠く、すぐに行けない | 向いている | 知らせを受けてセコムが確認・対応する |
| 防犯の不安もある | 向いている | 見守りと防犯を一つにまとめられる |
| まず様子を知るだけでいい | ほかも検討したい | 家電や電球の見守りのほうが手軽 |
| 数か月だけ試したい | ほかも検討したい | 当初5年間の契約期間がある |
表のとおり、すぐには行けない家ほど利点が大きい形です。
反対に、短期間だけ様子を見たい家には向きません。
契約期間があることは、申し込む前に家族で確かめておきます。
見守りは、始めることより続けることのほうが難しいものです。
親が納得していない状態で契約すると、機器が使われなくなることがあります。
資料を親と一緒に読んでから決める形にすると、話が進めやすくなります。
親が選んだ形なら、続けてもらいやすくなります。
始める時期の目安は迷ったときの5つの目安と小さな始め方でまとめています。
契約する前に家族で決めておきたい3つのこと
申し込みの前に、家族の中で決めておくと後で迷わないことがあります。
どれも、契約したあとで変えるのが面倒になりやすい部分です。
誰が契約者になるか
1つ目は、契約する人を誰にするかです。
見守られるのは親ですが、話を進めるのは子どもということが多くあります。
契約者が誰かによって、連絡や手続きの窓口も変わります。
健康相談などのサービスを使うのは、実際に暮らしている親です。
機器の操作を覚えるのも親なので、説明は親にも聞いてもらいます。
子どもが遠方にいる場合、日中の連絡がどちらに来るかも確かめます。
契約の名義と支払いの名義を分けられるかも、聞いておきたい点です。
名義の決め方は、担当者に相談しながら決められます。
大事なのは、親を置き去りにしないことです。
親が内容を知らないまま契約すると、機器が使われなくなることがあります。
説明の場には、できるだけ親にも同席してもらいます。
費用を誰が払うか
2つ目は、費用の負担を誰がするかです。
親が払うのか、子どもが払うのか、きょうだいで分けるのかを決めておきます。
決めないまま話を進めると、あとで気まずくなることがあります。
親が自分で払うと決めた場合は、無理のない範囲かを一緒に確かめます。
子どもが払う場合は、親に気兼ねさせない伝え方も考えておきます。
きょうだいで分けるなら、割合と支払い方法を先に決めます。
初期費用と月々の費用で、負担する人を分ける方法もあります。
金額は実家の条件で変わるので、見積もりが出てから話し合います。
費用の話は、見積もりが出る前に方針だけ決めておくと進めやすくなります。
誰がいくら出すかは、見積もりを見てから詰めれば十分です。
親の年金から出すかどうかも、親の意向を尊重して決めます。
知らせが届いたとき、誰が動くか
3つ目は、異常の知らせを受けたときの動き方です。
セコムが確認や対応をしますが、家族にも連絡が来る場面があります。
そのとき誰が電話に出て、誰が実家に向かうのかを決めておきます。
連絡先は、日中につながりやすい人から順に並べておきます。
きょうだいがいるなら、最初に動く人を決めておきます。
実家の近くに頼める人がいれば、その連絡先も共有しておきます。
実家の鍵を誰が持っているかも、あわせて確かめておきます。
仕事中に連絡が来た場合にどうするかも、話しておくと慌てません。
決めておくと、知らせを受けてから動くまでが早くなります。
家族の中で役割が分かれていれば、一人に負担が集まることもありません。
この話し合いは、契約のあとでも続けておきたい内容です。
資料請求から設置までの流れ
申し込みの流れも、先に知っておくと動きやすくなります。
公式サイトでは、問い合わせのあとに提案があり、契約後に工事という流れが案内されています。
工事の時期についても目安が示されています。
公式サイトで案内されている流れです。
- インターネットや電話で問い合わせ・資料請求をする
- セコムから、実家の状況に合わせた提案を受ける
- 契約すると、1週間程度で取り付け工事が行われる
- 工事は通常1日で完了する
資料を取り寄せるところで止めておくこともできます。
提案を聞いてから、家族で考える時間を取っても遅くありません。
最初の一歩は、資料を読んで中身を知ることです。
親と話す前に、家族の中で候補を絞っておくと進めやすくなります。
セコムの資料には、機器の種類や設置のしかたも載っています。
親に見せる前に、家族で読んでおくと説明しやすくなります。
資料請求のときに確かめておきたい5つのこと
資料を読むときは、実家の事情に当てはめながら見ていきます。
気になる点は、問い合わせのときに質問できます。
次の5つは、あとで困らないために確かめておきたい点です。
- 救急通報や安否みまもりを付けた場合、料金がどう変わるか
- 安否みまもりのセンサーを、実家のどこに置けるか
- どのくらい動きがないと異常と判断されるか
- 知らせを受けたあと、誰がどう動くのか
- 解約するときの条件と、機器の扱いがどうなるか
特に大事なのは、知らせを受けたあとの動き方です。
誰がいつ動くのかが分かっていれば、家族も落ち着いて待てます。
気になる点をメモにして、問い合わせのときに一つずつ聞いてみてください。
よくある質問
セコムの親の見守りプランについて、よく寄せられる質問をまとめました。
- Q料金はどのくらいかかりますか?
- A
機器を借りる形と買い取る形で、月額も初期費用も変わります。
設置する機器の種類や個数、建物の状況によっても変わります。
公式サイトに載っている金額は料金プランと契約期間を確かめるの表にまとめています。
- Q親がボタンを押せないときはどうなりますか?
- A
- Q救急通報や安否みまもりは、最初から付いていますか?
- A
- Q家族には何が分かりますか?
- A
家族向けのアプリで、在宅中か外出中かや生活リズムなどが分かると案内されています。
映像で見る仕組みではないので、親にも説明しやすい形です。
詳しくは看護師への健康相談と家族向けアプリを使うでまとめています。
- Q短い期間だけ試すことはできますか?
- A
公式サイトでは、契約期間は当初5年間で、その後1年ごとの更新と案内されています。
短期間だけ様子を見たい場合は、ほかの方法も比べてみてください。
向き不向きは実家に合う家庭と、ほかを検討したい家庭で整理しています。
まとめ:親が操作できない場面まで備えたいならセコムが候補になる
セコムの親の見守りプランは、親が操作できなくても成り立つ作りが持ち味です。
動きがないときに自動で通報する仕組みと、自分で押せる救急ボタンの二段構えになっています。
見守りと防犯、火災への備えを一つにまとめられるのも、警備会社ならではです。
実家に合うかどうかは、資料を読みながら考えるのが確かです。
取り寄せた資料を親と一緒に読めば、話し合いの材料にもなります。

親が押せないときの備えがあるのは安心ですね。まず資料を取り寄せて、親と読んでみます。
セコムの親の見守りプランは、離れて暮らす親のための専用プランです。
取り寄せるだけなら契約には進まないので、実家に合うかを落ち着いて考えられます。
ほかの見守りの方法とあわせて考えたいときは離れて暮らす親の見守りサービス7種類も参考にしてください。
見守りの方法全体は離れて暮らす親を見守る10の方法でまとめています。

